【沖縄の彫り師】沖縄移住+コロナで思うこと
お世話になっている沖縄の彫り師さんがとても考えさせることを発信していたので
是非とも共有したいと思いアップします。
彫り師の言葉
緊急事態宣言は解除され、席巻していたコロナ禍は一時休戦状態。
この一連の出来事で大変な思いをした人には悪いけど、僕は結構ポジティブに捉えている。
この世の中の問題点や疑問点が一気に浮上し、解決策があからさまになった様に思える。
僕は沖縄に移住し早13年が経ったが、海はどんどん埋め立てられ、個人店はどんどん減っていき
代わりに内地の大資本チェーン店が軒並み看板を出し、ワインや焼酎など10年前までは置いてる店はほとんど無かったのだが
今ではどこでも置いている代わりに泡盛はほとんど飲まれなくなった。
エイサーをしながら地元を周る道ジュネーの青年会はどんどん若者がいなくなってるという。
観光客を誘致した結果、珊瑚が耐えられないほどの人数が海に入り、ロケーションの良い場所には豪華なホテルが占領。
それで、県民の暮らしはどれだけ良くなったのだろうか。
那覇はどんどん都市化膨張し、最早東京の暮らしとあまり変わらない。
果たして一体どんな生活を目指しているのだろう
『沖縄はゆっくりしてるさあ〜』 なんて言える日はいつまで続くのだろうか?
なんて思っていた矢先に今回のコロナ禍。
石を投げれば当たっていた中国からの観光客はおろか、地元の人間すら夜の街からいなくなってしまった。
だが、それで良いのではないか?
県庁前から伸びる沖縄で一番有名な「国際通り」はシャッター街と化した。
しかしそれは数十メートルおきにあるドラッグストアやお土産屋、沖縄に住んでいる人は絶対に食べない「沖縄レストラン」だったからだ。
「国際」通りとは一体なんだったのだろう。
そもそも何故夜外出するのだ?
人類は電気を手に入れるまで何千年、何万年と日の入りと共に寝る生活をしてきていたハズだ。
これは何も沖縄に限った話ではない、日本の土台の第一次産業は最早風前の灯火ではないか。
日本中の若い世代はアホのひとつ覚えの様に都会へ出て行く。
生まれ育った土地で土にまみれて働くのはインスタ映えしないからだろうか?
そして虫すら生きていけないコンクリートの中でワーキングプアーだと、日本死ねだのとツイートする。
一体どんな生活を目指して、そしてそれはいつまで続けるつもりなのか。
この忌々しいコロナウイルスのせいでミラノの川には魚が増え、パリの街を鹿や猪がうろつきはじめ。
カリフォルニアの空気は世界で最も綺麗になり、インドには数十年ぶりに数万羽のフラミンゴが飛来したという。
コロナ「禍」と言っているのは人間だけで、その他の生命にとってはコロナ「福」なのだ。
今一度この機会に我々は考え直すべきだと思う。
膨れ上がり加速し続ける経済やサービスに追従していく以外豊かな生活は送れないのだろうか?
スマホが出来て確かに人類の生活は変わったが、果たしてより豊かで幸せになれただろうか?
むしろ失われたものの方が多い様な気がしないだろうか?
どうでもいいが僕は今仕事終わりのご飯を食べに街を歩いているのだが、全っっっ然お店が開いてない!
もうコンビニの食事は嫌だ!
頼むから早く元の生活に戻って欲しい。
さて、我々は、日本は、世界はどこを目指すべきなのだろうか?
この方は私にはない表現、言葉、知識でいつもお話をしてくださいます。
緊急事態宣言解除というタイムリーな話題だったのでほんの一部ですが記事にしてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます^^
是非コメントお待ちしています。